2021.11.14 第2回 コロナショック特別研究会を開催しました

2021.11.14 第2回 コロナショック特別研究会を開催しました


第2回 コロナショック特別研究会を完全オンラインで医療・福祉をテーマに開催しました。当日は、基調講演と三つの生協からの実践報告をいただきました。

テーマ:コロナ禍の生協の医療・福祉事業と組合員活動の現状


・開催趣旨:

新型コロナウイルス感染症の広がりは、経済やくらしに大きな変化をもたらしました。とりわけ医療・福祉の現場では、災害ともいうべき危機的状況の中で、専門職・地域住民の奮闘により人々の命や日々のくらしが支えられています。本研究会では、地域医療・地域福祉を専門とする研究者からの基調講演と医療福祉生協・地域生協の事業と組合員活動に関する実践報告から、この困難を乗り越えるための方策を参加者とともに考えていきます。

第1部は佐藤卓利氏(立命館大学特任教授・乙訓医療生活協同組合理事長)の基調講演と質疑応答 をおこないました。

基調講演テーマ 「コロナ禍での人々の暮らしと医療福祉生協の課題

―社会政策の視点と協同組合の視点」から―」


第2部は医療生協や地域生協の職員からの実践報告と意見交換を行いました。 

実践報告では以下の皆さまにご登壇いただきました。

第2部内容

1.姫路医療生活協同組合 黒岩勝博専務 

 「コロナ禍における姫路医療生協の事業・経営活動と組合員活動」

2.岡山医療生活協同組合 和田博知専務

 「コロナ禍の生協の医療・福祉事業と組合員活動の現状」

3.生活協同組合コープしが 組織広報部 南地区運営事務局 西口とも子事務局長 

 「コープしがの事業と組合員活動」

コメント 川口啓子(大阪健康福祉短期大学付属福祉実践研究センター センター長)  

コーディネーター 小田巻友子(立命館大学准教授 当研究所運営委員)


〇参加者の感想

・公衆衛生について、その意味から現状について学ぶことができました。「国家」が責任を持つ公衆衛生体制の改善、社会保障を求めるとりくみを今後も広げていきたいと思いました。

・第一部では知らなかったことを学ぶことができ、第二部では様々な立場からのコロナ禍の取り組みがわかりやすく良かったです